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アカエイ

アカエイ科
学名:Dasyatis akajei
分布:中部日本以南。朝鮮半島〜中国大陸沿岸。

【解説】
温帯種で、サンゴ礁域ではあまり見られない。
背面は褐色で、目の周囲は黄色。尾は鞭状で長く、途中の背面に毒針を持っている。体盤を踏み付けたりすると、この尾棘が反り返ってブスリと突き刺さることになる。毒針の芯(骨)は槍の先の様にギザギザがあって、一度刺さると抜けにくいような構造になっている。
食用になる種類で、身肉は臭みがあるが、湯通しして味噌漬けなどにして賞味される。
よく似たイズヒメエイは体盤が山吹色で、吻はアカエイほど突出しない。

【映像のサマリー】
中部日本の砂泥底でよく見られる。砂に潜って目玉の周囲と尻尾だけを出していることが多い。
泳ぐ時は、胸ビレを波打たせるようにひらひらと動かして、海底近くを移動する。普通は比較的ゆっくりとしたスピードで泳ぐが、何かに驚いた時は、トビエイも顔負けの速さで、飛ぶように移動する。

00:00〜 泳ぐ
00:07〜 目玉のアップ
00:11〜 毒棘と尾のアップ
00:21〜 砂に潜っている→出て泳ぎ始める
00:57〜 泳ぐ→一度着底して、また泳ぐ

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