イシダイ |
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イシダイ科
学名:Oplegnathus fasciatus
分布:オホーツク海を除く日本各地。韓国。台湾。
【解説】
オスの老成魚は、顔が黒くなり、クチグロと呼ばれる。メスは老成しても縞が残る。
イシダイは住家となる岩穴や割れ目が決まっていて、危険を感じると穴の奥に入り込んで背ビレのとげを立ててしまう。夜間も決まった場所へ戻って眠る。洞穴は出口と入口がある所を好み、行き止まりの穴は敬遠する。
知能が発達している魚で、水族館などで芸(ショー)をする魚としても知られる。
警戒心も強いが、ダイバーに慣れる個体もあって、危険がないことが分かれば、餌付けの場所にも現れる。
肉食性で強力な歯を持ち、甲殻類や貝類、ウニ等を好んで食べる。産卵期は春〜初夏。
磯釣りでも人気の高い高級魚。美味な魚で、養殖も各地で行われている。刺身、洗い、塩焼き等で賞味される。
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