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イシダイ

イシダイ科
学名:Oplegnathus fasciatus
分布:オホーツク海を除く日本各地。韓国。台湾。

【解説】
オスの老成魚は、顔が黒くなり、クチグロと呼ばれる。メスは老成しても縞が残る。
イシダイは住家となる岩穴や割れ目が決まっていて、危険を感じると穴の奥に入り込んで背ビレのとげを立ててしまう。夜間も決まった場所へ戻って眠る。洞穴は出口と入口がある所を好み、行き止まりの穴は敬遠する。
知能が発達している魚で、水族館などで芸(ショー)をする魚としても知られる。
警戒心も強いが、ダイバーに慣れる個体もあって、危険がないことが分かれば、餌付けの場所にも現れる。
肉食性で強力な歯を持ち、甲殻類や貝類、ウニ等を好んで食べる。産卵期は春〜初夏。
磯釣りでも人気の高い高級魚。美味な魚で、養殖も各地で行われている。刺身、洗い、塩焼き等で賞味される。

【映像のサマリー】
夏期で餌が豊富なためか、よく肥えた成魚に遭遇。本種はその名の通り、大きな岩の下部や洞穴などで見ることが多いが、こうして堂々と底を離れて泳いでいることもある。
なぜか砂場と岩場の境目でウロウロしている成魚。
岩礁に添って群泳する幼魚の群。
根頭の上を行く幼魚の群。周辺にはチャガラや小アジが群れている。

00:00〜 イシダイ1尾
00:12〜 イシダイ1尾(縞の明瞭な個体)
00:42〜 稚魚の群
00:57〜 稚魚の群

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