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カサゴ

フサカサゴ科カサゴ属
学名:Sebastiscus mamoratus
分布:北海道南部以南。東シナ海。

【解説】
卵胎生の魚。秋に交尾し、仔魚は、冬に産出される。体色には変異が多い。
浅海の個体は茶褐色が多いが、深い海に棲むグループ程赤味が強い傾向がある。夜行性で暗くなってから活発に動き餌を漁る。
昼間はあまり動かず、眠ったように動かないが、撮影のため接近し過ぎると、ごらんのようにカメラがぶつかりそうになってからやっと逃げ出す。
大きな口で、小型の底性魚や甲殻類、貝類等を主に食べる。一応、冬が旬とされるが、1年中味は良い。刺身、煮付け、唐揚げ、鍋物等にする惣菜魚。関西ではガシラ、九州方面ではアラカブ等の地方名がある。

【映像のサマリー】
カサゴは岩礁域で何時も同じ場所にじっとしている。
オオパンカイメンの付いている所に陣取っている1尾。口の形に注目。
ワタトリカイメンに隠れている幼魚。木の葉の様なものはウミシダ。
腹の膨れた大型の個体。後方にイシダイも見える。
体色がやや茶色の1尾。
ウミトサカの付いた岩に棲む出産間近の大きなメス。

00:00〜 オオパンカイメンの所の1尾
00:19〜 ワタトリカイメンの所にいる幼魚
00:39〜 大きい個体(後方はイシダイ)
00:51〜 茶色っぽい個体
01:02〜 出産の近い個体(ウミトサカの所)

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