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カワハギ

カワハギ科
学名:Stephanolepis cirrhifer
分布:北海道南部以南の各地。東シナ海。

【解説】
菱形で、厚みの少ない体で、うろこは細かく皮は軟らかい。オスの背ビレの前部軟条が糸状に伸びる。第一背ビレのとげは長く、眼の上方にある。体の縦帯は細くて多数ある(ウマズラハギには縦帯がない)。周囲の環境に合わせたり、興奮した時、体色を変化させることができる。ホンソメワケベラにクリーニングされている時も、しばしば体側の斑紋の濃淡が変化する。
「餌取り名人」の名前があり、オチョボ口なので釣りがたい魚とされていたが、最近では釣り方が分かってきて、名人芸でなくとも釣れるようになった。肉は淡白でコリコリしていて美味。刺身、チリ鍋、煮付けなどで賞味される。

【映像のサマリー】
沿岸の藻場や砂礫底で見られる。
砂場に数尾のカワハギと1尾のハマフグが集まっていた。
口からジェット水流を出して、砂中の餌(甲殻類、ゴカイ類、貝類)を探す。若魚の方が噴き出す水の勢いが強い感じがする。
泳ぎ方は、フグのように背ビレや腹ビレを波打たせて進む。尾ビレは舵の役割の方が大きい。

00:00〜 藻場のカワハギ
00:18〜 小群とハマフグ
00:28〜 砂を吹いて餌を探している1尾
00:58〜 泳ぐ若魚

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