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キヌバリ

ハゼ科
学名:Pterogobius elapoides
分布:北海道〜九州。朝鮮半島。

【解説】
頭部にハチマキをしたような黒帯があるせいか、いつも元気が良さそうに見える魚である。
頭部には過眼線もある。体側には黄色に縁取られた黒色横帯があり、日本海型では7本、大平洋型では6本と異なる。
内湾性で、藻場やタイドプールなどで見られる。観賞魚としても価値がある美しい魚であるが、玉網などで追い回しても、敏捷に逃げまくり、なかなか捕まらない。
キヌバリは底を離れて泳ぐ習性があるので、その時に下から網を入れて、そっとすくい上げるようにすると捕獲しやすい。

【映像のサマリー】
佐渡の内湾。一尾のキヌバリ(日本海型)が海草の間を縫うように泳いでいる。
こちらは岩礁に近い砂場。カメラが接近するのも構わず、真剣に餌を探している別の個体。口から餌と一緒に砂を吸い込み、鰓穴から砂だけ吐き出している様子がよく分かる。

00:00〜 藻場の1尾
00:24〜 砂場で餌を食べる1尾(エラ穴から砂を出す)

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