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コブダイ

ベラ科コブダイ属
学名:Semicossyphus reticulatus
分布:北海道南部以南の各地。朝鮮半島、南シナ海。

【解説】
温帯種で、伊豆半島や房総半島等でも時々大型の個体に出会うが、日本海側や瀬戸内海の方が個体数は多い。
肉食性で、甲殻類や貝類等が好物。夏期には積丹半島でも大型の成魚や多数の幼魚が見られる。幼魚はオレンジ色に1本の白色縦帯があり、各垂直ビレに黒斑がある美魚なので、小さくても良く目立つ。
温帯域のベラの仲間では最大になる種類であるが、サンゴ礁域ではメガネモチノウオ(別名ナポレオン)という、もっと巨大になる種類もいる。別名カンダイ。

【映像のサマリー】
額にこぶが出て、下あごも厚くなった雄の成魚。成長段階でメス→オスに性転換する。歯が丈夫で、サザエ等でもバリバリ噛み砕いて、殻ごと食べてしまう。
メスの成魚。体や額のこぶもオスに比べて小さい。神経質な魚で普通はダイバーを寄せつけないが、佐渡のダイビングスポットではダイバーに良く慣れた数尾がいて、冷凍イカやサザエ等の餌をねだりに近寄って来る。

00:00〜 オスの大物が泳ぐ(3カット)
00:31〜 こぶの大きいオスのアップ
00:38〜 泳ぐメス(2カット)

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