イソギンポ科 学名:Omobranchus elegans 分布:積丹半島から九州南部。朝鮮半島南部。
【解説】 全長7センチメートルの小型種で、頭や体の前半部分には、黒色の横帯があり、後半部分には小黒点が散在する。体は側扁し、ウロコがない。浅海の岩場やタイドプールで、普通に見られる。岩のすき間やオオヘビガイの殻などに好んで住み、そこで産卵する。おもしろい体型とグラデーションの衣装をまとったような姿で、愛嬌があり、いつまで見ていても飽きない魚である。
【映像のサマリー】 佐渡のタイドプール。1尾のナベカが巣穴を離れて泳ぎ回っている。胴から尾にかけて細長く、橙黄色のベールを巻いたようで優雅(種小名:エレガンス)である。 巣穴に入るときは尾の方から侵入する。首を穴から出した状態で、流れてくる餌を食べたりしている。
00:00〜 浅瀬を徘徊する1尾→巣穴に戻り尾から入る 00:43〜 アップ。穴から首出して食べる 01:03〜 天地逆向きになる