ネンブツダイ |
 |
テンジクダイ科
学名:Apogon semilineatus
分布:本州中部以南。台湾〜フィリピン。
【解説】
体側に黒色の縦帯が頭部と背側に2本あり、尾柄に黒斑がある。全長10〜12センチメートルの小魚であるが、その群は時に、極めて大きくなる。
夏から秋にかけてが産卵期で、体側中央の橙黄色が鮮やかになったペアが、縄張りを作る。
テンジクダイの仲間では、オスはメスが産み出した卵塊をすぐ口の中に入れて、口内で保育するマウスブリーダーである。夜行性で、小魚だが、口は大きいので、夜釣りの外道(餌取り)として嫌われる存在でもある。
|