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ネンブツダイ

テンジクダイ科
学名:Apogon semilineatus
分布:本州中部以南。台湾〜フィリピン。

【解説】
体側に黒色の縦帯が頭部と背側に2本あり、尾柄に黒斑がある。全長10〜12センチメートルの小魚であるが、その群は時に、極めて大きくなる。
夏から秋にかけてが産卵期で、体側中央の橙黄色が鮮やかになったペアが、縄張りを作る。
テンジクダイの仲間では、オスはメスが産み出した卵塊をすぐ口の中に入れて、口内で保育するマウスブリーダーである。夜行性で、小魚だが、口は大きいので、夜釣りの外道(餌取り)として嫌われる存在でもある。

【映像のサマリー】
伊豆半島の沖。潮通しの良い沖根に群れている。こうした小魚は、魚食魚からいつも狙われている存在で、群を作ることで、身を守っている。
房総半島の沖合い。潮に乗って群れている。ネンブツダイの大きい群が見られる海域は、自然度の高い海といえる。

00:00〜 定位する群(1〜2尾キンギョハナダイ混泳)
00:30〜 1尾のアップ
00:47〜 潮通しの良い所の大群

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