ホウボウ |
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ホウボウ科
学名:Chelidonichthys spinosus
分布:北海道南部以南。黄海、シナ海。
【解説】
骨板に覆われた円筒形の体で、吻の先端部は数本の突起状になっている。
胸ビレの下部にある3軟条は遊離して、足と指の働きをする。ヒメジの仲間のヒゲのように、この指には味覚を感じる味蕾があって、餌を探すのに役立つ。
胸ビレの裏側の斑紋は縁辺が青色、中は濃いウグイス色で、青白色の円斑が下半部に散在する。この派手な色斑は、外敵を威嚇し撃退するのに役立つ。また、ホウボウはウキブクロ(鰾)を使って音を出すことができる。
春〜夏に北上し、冬は南方へ戻る回遊魚。
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