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マガレイ

カレイ科
学名:Pleuronectes herzensteini
分布:日本海の全沿岸。瀬戸内海以北の太平洋沿岸、北海道のオホーツク海沿岸。千島列島南部、東シナ海。

【解説】
本種は分布域は広いが、北海道以南では生息水深が深いためか、なかなか成魚には出会えない。しかし知床の羅臼近辺では良く見かける。マコガレイとの識別ポイントは、目玉以外では、無眼側の尾ビレに近い部分の両縁に沿って黄色帯があるが、水中では底近くを泳ぐので無眼側はなかなか見られない。しかし釣り上げた場合などには見分けることが出来よう。又、つい最近マコガレイはクロガシラガレイと同種という研究成果が発表されているので、これらの3種は良く似た仲間ということになる。積丹半島では、本種の若魚が散見されるが、個体数はクロガシラガレイの方が圧倒的に多い。本種は美味な種類で釣魚としても人気があり、刺身はもとより、煮付け、焼き魚などで賞味される。

【映像のサマリー】
体を波打たせる様にして泳ぐ。
尖った口を伸ばす様にして曲げ砂上の餌を食べる。
食べた物を喉に詰まらせたのか、あくびの様な動作をする。
砂の上を滑る様に泳ぐ。
顔のアップ。本種を水中で見分けるポイントはハート型の目玉。マコガレイに良く似ているが、マコガレイの目玉は丸い。

00:00〜 砂上のマガレイ
00:20〜 餌をついばむマガレイ
00:27〜 あくびをする
00:51〜 顔のアップ→泳ぎ去る

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