フサカサゴ科 学名:Pterois lunulata 分布:北海道南部以南の温帯域。西部太平洋〜インド洋。
【解説】 温帯域に適合した種類である。背ビレの棘には猛毒がある。体色は白色からやや肌色のものまで、個体差がある。黒褐色の縞模様があるが、その帯には網目模様がある。ハナミノカサゴに似るが、眼上の皮弁は短く、尾ビレに暗色斑がない。また、腹側に模様がないことで区別できる。魚食性の魚なので、味は良い。唐揚げなどにすると、骨までパリパリと食べられる。
【映像のサマリー】 ミノカサゴは普段あまり速く動き回らずに、ユラユラと波に揺られながら、少しずつ移動していることが多い。 背ビレには有毒な棘があるので、他の魚に襲われることもない。 ヒメジなどを見つけると、そっと真上から忍び寄って、相手の油断を見すまして一気に襲い、口を伸長させて、水ごと飲み込んでしまう。
00:00〜 砂上に舞うミノカサゴ 00:23〜 砂上に舞うミノカサゴ 00:41〜 砂上に舞うミノカサゴ(正面のアップ)