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メバル

フサカサゴ科ナバル属
学名:Sebastes inermis
分布:北海道南部〜九州。朝鮮半島南部。

【解説】
卵胎生魚で晩秋に交尾し、冬期に仔魚を産む。
温帯域に適合した種類で、伊豆半島、房総半島、佐渡等に多い。
成魚は小型の魚類、甲殻類、貝類等を食べる。色彩は変異が多く、クロメバル、キンメバル、アカメバルの別名や地方名もある。これらの型は将来いくつかの種類に分類される可能性もある。
古くから惣菜魚として親しまれて来た魚で、鍋物、煮付け、塩焼き、唐揚げなどにされる。旬は春。

【映像のサマリー】
産卵期になると、オスはメスの直前に回りこんで口を開けて、きばるようなジェスチャーをする。これは気に入ったメスにプロポーズする求愛行動である。
メバルは、潮流を避けて群で休んでいる時など、タチウオのように、立ち泳ぎのような姿勢で群れている。
こちらは、ウミカラマツの辺りにいる群。
潮通しの良い所で、潮に乗って動いている大きな群。最近このような大きな群が見られるポイントは少なくなっている。

00:00〜 求愛行動
00:07〜 立ち泳ぎスタイルで定位
00:15〜 立ち泳ぎスタイルの群
00:34〜 ウミカラマツの所の群
00:39〜 外海の大きな群

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