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カマツカ

コイ科カマツカ属
学名:Pseudogobio (Pseudogobio) esocinus esocinus
分布:青森県、秋田県を除く日本各地。朝鮮半島。中国北部。

【解説】
砂にもぐるのが得意なので、スナモグリやカワギス等の地方名もある。餌を探して動き回っているときは、あたかも小型の除雪機が稼動しているようなもので、エラ穴から勢いよく排出される砂の中に残るおこぼれに預かろうとヨシノボリ、ヌマチチブ、シマドジョウ等が集まってくる。
産卵期は4〜6月頃、夜間に行われる。雑食性だが、幼魚は主に藻類を食べる。淡白な味で肉量も多く、塩焼きにしたり、素焼きにして酢醤油で賞味される。

【映像のサマリー】
砂泥底では保護色で水面上からは見えにくい。
愛嬌のある顔のアップ。吻は長く、目は高い位置にある。口ひげは一対。
口を伸長させ、砂中につっこむようにして餌を探す。
横の砂中にも目玉だけ出して潜っている別の1尾が見える。小型の底性動物等を石や砂ごと吸い込んで食べ、エラ穴から出す。
餌を探している最中でも、何か危険を感じると頭から勢いよく砂中に潜り込む。
砂中に目玉だけ出して隠れている。

00:00〜 全身
00:08〜 顔のアップ
00:19〜 砂に潜るが失敗
00:23〜 口を伸長させて食べる
00:46〜 砂に潜る
00:58〜 目だけ出して隠れる

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