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ギギ(ハゲギギ)

ギギ科
学名:Pseudobagrus nudiceps
分布:日本特産種。中部地方以西の本州と四国。伊勢湾周辺河川を除く。

【解説】
胸ビレの棘を使ってギギッと音を出すので、この名がある。また、頭蓋骨の凹凸が分かるほど頭の部分の皮膚が薄いことから、ハゲギギとも呼ばれる。
ヒゲは8本で、ナマズ(4本)より数が多い。脂ビレがあり、尾の形も切れ込みが深く二叉する。近縁のギバチは尾が分岐していないので、明瞭に区別できる。
夜行性で、昼間は石の間や水草の中に隠れているが、夜になると徘徊して、底性動物や小魚などを捕食する。水が濁っている時も、活動する。
水草に擬態して身を隠し、近くを通った小魚などを待ち伏せする習性もある。ギギと姿が似ているゴンズイも夜間、同じ様に海草に隠れて、獲物を待ち伏せしている姿を見たことがある。

【映像のサマリー】
夜間、山上湖などに潜ると、ナマズのような姿の魚、ギギに出会うことがある。
よく見ると、やはりナマズとは少々異なる。
正面から見ると、愛嬌のある顔をしている。
しかし全体を見ると、やはりナマズかゴンズイのような感じだ。中層ではなく、泥底に腹を擦るようにして土煙を立てて泳ぐことが多い。
ヒゲのある顔を、正面から見る。

00:00〜 湖底の泥の上にいる1尾
00:15〜 湖底の泥の上にいる1尾(頭→尾→頭)
00:35〜 正面の姿
00:45〜 顔のアップ
00:54〜 再び、泥底の1尾
00:59〜 再び、正面から見た姿

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