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トウヨシノボリ

ハゼ科
学名:Rhinogobius sp. OR
分布:全国の淡水湖や汽水湖、及びその流入河川(琉球列島を除く)。

【解説】
ヨシノボリ(橙色型)と呼ばれていた種類。体側には6〜7個の暗色横斑が並ぶ。日本産のヨシノボリの仲間では、最も変異に富んでおり、個体差や地域差が大きい。
湖ではブラックバスの産卵期に、卵や仔魚を盛んに食べている様子を見たことがある。そうなるとどちらが魚食魚か分からないが、いつも大型のバスに生命をおびやかされているので、仔魚のうちに全部退治してしまおうと思って行動しているとしたら、捨てたものでもない。
小型のものは卵とじや唐揚げなどに、大型のものは飴だきや佃煮に利用される。

【映像のサマリー】
中国地方のダム湖に流入する渓流での撮影。小石の多い川底で、トウヨシノボリがなわばりを持って生活している。
自分のなわばりに入ってきたものは、メスでも追い払う。
当然ながら、別のオスが侵入してくると、大きく口を開け、各ヒレを広げて威嚇し撃退する。普通は後から侵入して来た方が遠慮して逃げ出す。

00:00〜 岩の間の1尾アップ→動き出す
00:10〜 徘徊する
00:28〜 メスを追うオス→別のオス侵入→口を開け鰭を立てて威嚇しあう
01:01〜 再びオスとオスが出会うが、あまり争わず離れる

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