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ナマズ

ナマズ科
学名:Silurus asotus
分布:現在はほぼ日本各地。北海道の分布は不連続。中国大陸東部、朝鮮半島、台湾、ベトナム北部。

【解説】
体色は変異に富むが、体全体に不規則なオリーブ色の斑紋がある。成魚では、上あごと下あごに、各一対のヒゲがある(幼魚では三対)。5〜6月頃、田植えの終わった水田やワンドに侵入して産卵する。オスはメスの腹部に体を巻き付けて放精する。
ナマズは地電流の変化に敏感なので、地震を察知する能力がある。地震の数時間前から水槽の中で暴れ出すので、生きた地震警報器と言えるかもしれない。
夜行性のナマズは、日中は岩の間や石垣のすき間、水草の茂み等に潜んで夜間に活動し、小魚、甲殻類、貝類などを荒食いする。蒲焼きや煮付けにされる。

【映像のサマリー】
撮影は夜間。夜の湖で遭遇した、なかなかの大物。照明を嫌って逃げ出す。ナマズはややヘドロのような場所に多い。
先程の1尾。頭隠して尻隠さず。
逃げ出してまた、割れ目に入ろうとするが、奥が狭く尾の先まで隠れられないでいる。
細い棒の上に体を乗せるようにして休んでいた1尾。一般にナマズは明るい光が苦手のようで、ライトを向けたとたん、一目散に逃げる。

00:00〜 逃げ出す大物
00:07〜 逃げ出す大物→岩の下へ
00:20〜 隠れていたが→逃げ出す
00:29〜 出てきて割れ目に入る
00:44〜 別の1尾→逃げる

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