生き物図鑑インデックス Home デジラタ・ホーム
キタキツネ

イヌ科
学名:Vulpes vulpes schrencki
分布:北海道。南千島。サハリン。

【解説】
北半球に広く分布するアカギツネの仲間。本州、四国、九州に生息するホンドギツネはキタキツネの亜種。
雑食性でノネズミ、ウサギ、昆虫等の他、ハイマツの実やクロマメノキの実等を食べる。4〜5月頃、数匹の子を産む。多いときは8匹もの記録がある。
秋のサケ・マスの産卵期には、背ビレを出して産卵行動をしている魚を襲うキタキツネの姿も見られる。
エキノコックス等を媒介する危険があるので、住民からは敬遠されがちだが、愛すべき側面も多い。

【映像のサマリー】
春はキタキツネの子育ての時期。母ギツネは巣で待つ子どものために、せっせと餌を運ばなくてはならない。
産卵中のウグイの群を見つけ、河原へ降りて来る。
川の浅瀬はウグイであふれている。
狙いを付け、まわり込んでくわえるが、失敗。
ウグイは危険も顧みず、バチャバチャとにぎやか。
キタキツネはもう一度、慎重に襲いかかる。今度はうまくくわえた。一度体をブルブルさせ体の水を吹き飛ばして、大きなウグイをくわえ直して運んで行った。

00:00〜 河原へ降りてくる
00:13〜 川にはウグイが産卵中
00:18〜 初回のアタックは失敗
00:35〜 ウグイの産卵は続いている
00:43〜 再度アタック。今度は成功。くわえなおして去る

Copyright©2001 Tetsu Taguchi. All rights reserved.  / Copyright©2001 株式会社デジラタ . All rights reserved.