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ハシナガイルカ

マイルカ科
学名:Stenella longirostris
分布:紀伊半島以南の南日本。小笠原諸島。世界の熱帯〜亜熱帯海域。

【解説】
バンドウイルカが温帯性で沿岸性であるのに対して、小型の種類で体長は1.3〜2.1メートル。熱帯性で外洋性なのがハシナガイルカである。
時には1000頭もの大きな群を作るが、ドルフィンスイムなどで身近な存在のバンドウイルカに比べ、本種は用心深いので、ダイバーが水中に入って観察や撮影をしようとすると、たいていはすぐに逃げられてしまう。
本種は、きりもみしながらハイジャンプすることで知られて、英名のスピナー・ドルフィンはこのダイナミックな習性に由来して付けられた。
また、マグロの群について行動していることが多いので、漁師がマグロ漁をするときの案内役にもなる。

【映像のサマリー】
ダイビングボートで、晴天べた凪ぎの海を移動している時に出会った大きな群。
船の前を、先導するかのように泳ぐ。親子兄弟らしい数尾もいるし、ペアらしい2尾もいる。時には船の舳先にぶつかりそうに近くを泳いで、はらはらさせる。
時々水面へ体を持ち上げて呼吸するが、数頭が一斉に出てくると、まるでショーを見ているような気分になる。

00:00〜01:18 イルカの群

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