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ヒグマ

クマ科
学名:Ursus arctos yesoesis
分布:北海道。択捉島。

【解説】
世界のヒグマの仲間は1つの種とされている。ヒグマを始め、亜種のアラスカヒグマやハイイロヒグマ(グリズリー)等が北半球に広く生息している。
北海道では毎年のように山菜取りや渓流の釣人や登山者等がヒグマに襲われたニュースを聞く。一般的にはクマの方で人間を避けるのだが、突然はち合わせしてしまうこともあり、そうなるとかなり危険である。
雪に閉ざされる冬期は、穴にこもる。その間に出産し子育てをするが、母熊は長い間飲まず食わずで小熊に乳を与え続ける。小熊は1〜3頭だが、2頭のことが多い。
雑食性で、サケ・マスをはじめ、笹の葉やフキ(フキノトウも)、ミズバショウ、ザゼンソウ、コケモモの実、ナナカマドの実、アリ、ハチ(蜂蜜も)の他、エゾシカなどの動物の死骸も食べる。

【映像のサマリー】
知床半島の先端の特別保護地区。初秋の川には遡上してきたカラフトマスやサケを求めて、多数のヒグマが出没する。
河原へ突然現れた1頭。
マスを追って上流から下流に向かって走る。動作は恐ろしく素早いが失敗。
川に入ってマスをくわえた。岸辺に運んで食べる。暴れるマスが哀れ。
また、川へ出てきた。満腹になったのかそのまま川を渡る。
左方へ河原を歩いて行く。
崖を上って、一度後足で立ち上ったが、思ったより大きいので驚いた。

00:00〜 河原に出てくる
00:06〜 マスを追って川の中をかけるクマ
00:21〜 川に出てマスを捕まえた
00:32〜 今度は川を渡る
00:49〜 河川敷を歩く
00:59〜 河川敷を歩く
01:03〜 崖の上に出る
01:10〜 後足で立つ→駆け足で去る

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