生き物図鑑インデックス Home デジラタ・ホーム
カモメ(セグロカモメ)

カモメ科
学名:Larus canus (カモメ)Larus argentatus (セグロカモメ)
分布:冬鳥として九州以北に渡来する。

【解説】
厳寒期の北海道などには少なくなる。秋の知床半島では本種のほか、よく似たオオセグロカモメやシロカモメ、ミツユビカモメ、ワシカモメ、ユリカモメ等が見られる。その多くは冬鳥として渡来し、オオセグロカモメだけが留鳥である(オオセグロカモメとウミネコだけが、国内で繁殖している種類)。
カモメは「海の掃除屋」として知られ、全国の海岸や河口、漁港などで普通に見られる。
ふん害の方もばかにならないが、水産加工場の魚の内臓やあら等もきれいに食べてくれるので、ある意味では人間の役に立っているかも知れない。

【映像のサマリー】
カモメは群で行動するが、普通、何種類かで混成群をなしている。
海岸に休んでいた大きな群。一斉に飛び立つ。
ホッチャレ(産卵を終えたサケ)をつついている若鳥。成鳥(セグロカモメ)が横取りしようと威嚇してくるが、逆襲されて逃げる。
河口に集まって来る群。水浴して塩分を落としたり、流れてくるサケの卵を狙ったりする。

00:00〜 海岸の大きな群(知床半島)
00:17〜 ホッチャレを食べる若いカモメ
00:31〜 横から1羽が威嚇するが逆に追われて逃げる
00:38〜 河口の群

Copyright©2001 Tetsu Taguchi. All rights reserved.  / Copyright©2001 株式会社デジラタ . All rights reserved.