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シラサギ(チュウサギ)

サギ科
学名:Egretta intermedia
分布:九州から本州の夏鳥。冬はフィリピンに渡る。アフリカ、南アジア、オ−ストラリア等に分布。

【解説】
ダイサギ、チュウサギ、コサギの3種類を、普通、シラサギと呼んでいる。冬羽のアマサギやクロサギの白色型も、白いサギなのでややこしい。最も普通に見られるのはコサギで、あちこちの河川で小魚をねらって、川の中に立ち尽くす姿が見られる。
チュウサギの嘴(くちばし)は夏羽では黒色だが、冬羽では黄色である。足は黒色。夕方になると「サギ山」と呼ばれる樹上のねぐらに帰って、集団で眠る。その周辺は生臭い糞の臭いが立ちこめて、せっかくの美しいサギのイメージも壊れてしまうので、こうしたお花畑での鳥見が一番であろう。しかしサギは現実にはカエルを丸飲みにして捕食する、たくましい鳥なのである。

【映像のサマリー】
南紀の早春。レンゲ畑で餌を探している。純白の体にレンゲの花がよく似合う。
のんびりと歩いているように見えるが、実はカエルなどの餌にそっと忍び寄るためで、真剣そのものである。
後方のサギがカエルを捕食したが、その直後に手前のサギもカエルをゲット。
しばらく、くわえたまま持ち歩く。
弱ってきて、あまり抵抗しなくなったカエルを、くわえ直して、飲み込む。

00:00〜 レンゲ畑で餌を探す
00:36〜 カエルを捕らえた
00:56〜 弱らせて飲み込む

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