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タンチョウ

ツル科
学名:Grus japonensis
分布:北海道・十勝地方の太平洋岸〜根室半島、野付半島にかけての湿原で営巣、繁殖。

【解説】
体は純白。顔から首にかけて三列、風切(一見、尾に見える)が黒い。頭頂は赤い。全長約140センチメートル。羽を広げると約240センチメートルと、大型。クルルルルーと鳴く。
タンチョウは、そのほとんどが留鳥で、夏期は湿原や川で、魚類やカエル、タニシなどを食べる。雪と氷に閉ざされる冬期には、北海道鶴居村や標茶町の給餌場に集まる。一時は絶滅が心配されたが、手厚く保護され、昭和59年には327羽にまで回復。以後徐々に増えている。国の天然記念物。
なお、1979年、釧路湿原はラムサール条約登録湿原に認定されている。

【映像のサマリー】
北海道・鶴居村の給餌場でくつろぐ群。
何かを見つけて口にくわえたが、うまくくわえ直すことができず、くちばしの何かを足を使って取り除いた。
ペアで鳴き合いながら並んで歩く。求愛行動。
5羽が一斉に飛び立つ。しばらく上空高く悠然と飛翔。青い空に白い大きな羽が美しい。
夕方になった。
タンチョウは近くの川の中に立ったまま眠る。ねぐらへ次々に帰って来る群。

00:00〜 給餌場の群
00:09〜 変な餌をくわえて足で外す
00:14〜 ペアで鳴き合う
00:28〜 羽一斉に舞い上がる
00:36〜 夕焼け(日が暮れる)
00:42〜 ねぐらの川に帰ってくる

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