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ジュビロ磐田が1st Stage優勝


J1リーグの1st Stageは、2試合を残して、ジュビロ磐田の優勝で幕を閉じました。
優勝を決めた7月7日の横浜国際スタジアムでの横浜F・マリノス戦(ジュビロにとってはアウェイゲーム)を観戦したのですが、ジュビロ・サポーターの物凄い数に圧倒されました。はっきり言って、F・マリノスのサポーターよりはるかに多い。これでは、どっちのホーム・ゲームかわかりません。圧倒的な大サポーター軍団と言えば、鹿島アントラーズやFC東京も有名ですが、ジュビロ・サポーターの応援の仕方は、ひと味違った感じで、サッカースタジアムにあまり足を運んだことのない人でも、馴染みやすいかもしれません。
試合内容の方は、ケガから復帰したばかりの名波浩と高原直泰をスタメン(先発)で起用して、交替もさせずに引っ張り続けたジュビロの采配には疑問も残りました(=延長にもつれこむことなく、90分で勝負がついていたかも)。最後は高原の「あのワン・プレーだけ(=この日唯一の仕事)」と、自ら表した見事なゴールで、延長Vゴール勝ちを収めたわけです。

これでジュビロは、12月の2日・8日に1st Stage優勝チームと2nd Stage優勝チームとの間で年間チャンピオンを争う「チャンピオンシップ」への出場権を獲得しました。きわめて順当な結果と思います。そして、ジュビロが2nd Stageも制して完全優勝を成し遂げることができるのかどうかに、8月11日から始まる2nd Stage(最終戦は11月24日)の焦点が集まりそうです。

来年J1に昇格するのはどのチーム? 激しいJ2

私が以前から結構ハマッているのがJ2です。J2の上位2チームは、来年J1へ昇格することができます(そしてJ1の下位2チームが、否応なくJ2へ降格します)。J1に昇格すれば、選手たちのモチベーションも違いますし、注目度も違います。もちろん観客数も違いますし、チームとしての経営もずいぶん楽になります。

J2の昇格争いは毎年激しいのですが、今年は例年以上に熾烈な争いになっています。7月15日現在、首位は大宮アルディージャ、2位は京都パープルサンガ(昨年J1から降格)ですが、以下、ベガルタ仙台、大分トリニータ、アルビレックス新潟、湘南ベルマーレが、僅差で激しいつばぜり合いを展開しています。間違いなくこの6チームの中から、J1昇格2チームが決まるでしょう。

大分トリニータとベガルタ仙台は、来年のワールドカップ開催地ですから、是非とも今年J1へ昇格してワールドカップを迎えたいことでしょう。
私としては、ベガルタ仙台をJ1で見たい気がしています。チームの戦い方だけでなく、いつも1万5000人から2万人もの観客が集まるベガルタ仙台をJ1で見たいのです。ベガルタ仙台のホーム・スタジアムは仙台スタジアムですが、来年ワールドカップで使われるスタジアムとは別で(=ワールドカップ会場となるのは、5万人収容の宮城スタジアム。市街地からだいぶ離れたところにあります)、サッカー専用で屋根付きという、たいへん評判の良いスタジアムです。私もここにはまだ足を運んだことがないので、「仙台スタジアム体験をしたい」という想いもあります。

さて、前述のようにJ1リーグ1st Stageはジュビロ磐田の優勝で幕を閉じましたが、まだ試合は残っています。海外移籍が決定した小野伸二(浦和レッズ)と稲本潤一(ガンバ大阪)は、残された日本のJリーグでの試合で、どんなパフォーマンスと活躍を見せてくれるのでしょうか。また、1st Stage限りでの引退を発表している「ピクシー(妖精)」ことドラガン・ストイコビッチは、最後にどんな妖精の舞いを魅せてくれるのでしょうか。次回は、そのあたりをレポートしたいと思います。
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