あなたがたは、ひとりひとりがみんなかけがえのない大切な存在です。そして、大切な自分を守る権利があります。これは、とても大事なことです。でも、最近は、子どもがまきこまれるおそろしい事件がたくさん起こっています。大切な自分を守るためにどうしたらいいか、いっしょに考えてみましょう。
自分を守る8つのポイント
自分の身を守るためのポイントをあげてみました。お家の人といっしょに読んで、よく話し合ってみましょう。
遊び行くときは、お家の人に必ず伝える。
   遊びに行くときは、「どこで」「だれと」「何時まで」遊ぶのかを家の人にきちんと伝えます。また、ひとりで遊ぶことは避けましょう。暗くなる前に家に帰りましょう。う
   
知らない人についていかない。
   知らない人に声をかけられても、ついていってはいけません。話をするときは、2メートル以上はなれて立つようにしましょう。「道案内をして」と頼まれても、ぜったいに車に乗ってはいけません。
   
大声で叫ぶ。防犯ブザーを鳴らす。
   マンションやアパートなどの集合住宅では、エレベーター、屋上、階段の踊り場が三大危険スポットです。子どもだけで行かせないようにしましょう。
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大声で叫ぶ。防犯ブザーを鳴らす。
   危ないめにあいそうになったら、大きな声で叫ぶか防犯ブザーを鳴らして助けを呼びましょう。大声で泣いてもかまいません。防犯ブザーは、すぐに鳴らすことができるよう、普段から練習しておきましょう。
   
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「子ども110番の家」を利用する。
   「子ども110番の家」は、あやしい人に声をかけられた時などにかけこむことができる民家や商店のことです。通 学路のどこにあるのか、場所をおぼえておきましょう。
   
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家のドアはぜったいに開けない。
   ひとりで留守番をしているときは、だれが来てもドアを開けてはいけません。たとえ近所の人や宅配便・郵便局の人が来たときでも、開けないようにしましょう。
   
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勇気を出して「やめて」と言う。
   何かイヤなことをされたときは、勇気を出して「やめて」とはっきり言いましょう。
   
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おとなの人に相談しましょう。
   危険なめにあったとき、イヤなことをされたときは、両親や先生など信頼できるおとなの人に話しましょう。困っていることを相談することは、「告げ口」とは違います。
   
子どもの権利条約
「子どもの権利条約」とは、1989年に国連で生まれた子どもを守る国際的なきまりです。ここには、子どもが健康で幸せに自由に生きる権利がうたわれています。みなさんの権利は、こうしたきまりによって保障されているのです。
   
「子どもの権利条約」抜粋(ユニセフ訳)
   
第2条【差別 の禁止】  
   すべての子どもは、みんな平等にこの条約にある権利をもっています。子どもは、 国のちがいや、男か女か、どのようなことばを使うか、どんな宗教を信じているか、どんな意見をもっているか、心やからだに障害があるかないか、お金持ちであるかないか、などによって差別 されません。
   
第3条【子どもにもっともよいことを】
   子どもに関係あることを行うときには、子どもにもっともよいことは何かを第一 に考えなければなりません。
   
第6条【生きる権利・育つ権利】
   すべての子どもは、生きる権利をもっています。国はその権利を守るために、できるかぎりのことをしなければなりません。
第12条【意見を表す権利】
   子どもは、自分の関係あることについて自由に自分の意見を表す権利をもっています。その権利は、子どもの発達に応じて、じゅうぶん考慮されなければなりません。
   
第16条【プライバシー・名誉は守られる】
   子どもは、自分のこと、家族のくらし、住んでいるところ、電話や手紙など、人に知られたくないときは、それを守ることができます。また、他人からほこりを傷つけられない権利があります。
   
第19条【虐待・放任からの保護】
   親(保護者)が子どもを育てている間、どんなかたちであれ、子どもが暴力をふるわれたり、むごい扱いなどを受けたりすることがないように、国は子どもを守らなければなりません。
   
第36条【あらゆる搾取からの保護】
    国は、どんなかたちでも、子どもの幸せをうばって利益を得るようなことから子どもを守らなければなりません。
   
困っているあなたへ 
〜Always behind you〜
   
  あなたは、この世にたったひとりの大切な存在であり、幸せに生きる権利があるということを忘れないでください。 でも、どうしてもだれにも相談できずに困っていることがあったら、ほかの人にはわからないように話を聞いてくれるところもあります。そこでは、専門の先生たちが、いつでもあなたの話を聞いてくれます。 もし、電話をかけるのもこわかったら、ここへメールをください。私たちは、専門家ではありませんが、あなたの味方です。 いっしょに考えましょう。
   
  ・相談できるところ
 
  • 子ども110番       03-3470-0110
  • 子どもの虐待防止センター  03-5374-2990
  • 児童相談所(各都道府県)
  • いのちの電話
  みなさんは、できるだけ幸福でいてください。 そして、おかしくておかしくて、そのおなかがいたくなるほど、ゆかいにやってください。(E・ケストナー『飛ぶ教室』より)
   
 
 
 
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